Wan 2.7-Image完全ガイド:顔カスタマイズからバッチ生成まで
Wan 2.7-Imageの全機能を徹底解説。千人千面カスタマイズ、カラーパレット制御、3Kトークンテキスト描画、インタラクティブ編集、最大12枚のバッチ生成。
Wan AI Team
Wan AI

Wan 2.7-Imageは、アリババが2026年4月にリリースした統合型画像生成・編集モデルです。従来のAI画像生成モデルとは一線を画す革新的な機能を多数搭載しており、中国国内の人間嗜好ブラインドテストで第1位を獲得しました。本記事では、その全機能を詳しく解説します。
まず最大の特徴は「千人千面カスタマイズ」です。従来のAI画像生成では、生成される顔が画一的になりがちでしたが、Wan 2.7-Imageでは骨格構造、目の形(アーモンド型、奥二重、切れ長など)、顔の形(卵型、丸型、角型など)を細かく指定できます。これにより、個性的でリアルな人物画像を自在に生成できるようになりました。
カラーパレット制御機能も非常に強力です。参照画像からワンクリックで色彩分布を抽出し、新しい画像に適用できます。名画の色調を再現したり、企業のブランドカラーに正確に合わせた画像生成が可能です。デザイナーやマーケターにとって、ブランド一貫性を保ちながらクリエイティブな作業を効率化する画期的なツールとなります。
3Kトークンテキスト描画は、最大3,000トークンのテキストを12言語で印刷品質で画像内に描画できる機能です。複雑な表、数式、A4全面の学術コンテンツにも対応しており、ポスター、プレゼン資料、教育コンテンツの作成に威力を発揮します。
インタラクティブ編集では、生成された画像の気に入らない部分をクリックして直接編集できます。範囲選択による要素の追加・整列・移動がピクセル精度で可能であり、Photoshopのような高度な編集体験をAI画像生成に持ち込みます。
バッチ生成機能では、一度に最大12枚の画像を同時生成できます。同スタイルのシリーズ制作、ECサイト用のモデル写真、PPTイラスト、絵コンテ、多視点レンダリングなど、大量の画像が必要なワークフローを劇的に効率化します。さらに、最大9枚の参照画像を使用してマルチ主体の一貫性を維持できるため、キャラクターデザインや建築ビジュアライゼーションにも最適です。


